日本小児科学会JPLSコース(小児診療初期対応コース)のご案内
2024.06.08
JPLSコースは、「防ぎうる心停止から子どもたちを守る」ことを目的として、
日常診療での危険の認知と早期対応を実践形式で学ぶ、日本小児科学会の研修コースです。
2024年度の福岡県内の開催は以下の予定です。
9月28日(土) 九州大学病院 受講者募集中(先着順)
9月29日(日) 九州大学病院 受講者募集中(先着順)
10月20日(日) 北九州市立八幡病院 6月下旬募集開始
2月16日(日) 久留米大学病院 10月中旬募集開始
このJPLSコースは以下の特徴があります。
・日本の小児医療の現場に即した日本独自のコース
・日本の蘇生ガイドラインに準拠
・想定環境:クリニック・急患診療所や小規模病院の外来など(医師1人・看護師2名を想定)
・実コース期間:1日(事前動画学習あり)
・コース当日の内容:スキルステーション、シナリオシミュレーション
テーマ学習(傷害と事故、虐待、アナフィラキシー、搬送)でのグループディスカッション
・患者評価:第一印象~ABCDE評価(一次評価:気道・呼吸・循環・神経・全身観察)の体系的アプローチ
・蘇生処置:一次救命処置が中心(AED使用、アドレナリン投与まで)
・対象:日本小児科学会会員のすべての小児科医
本コースでの考え方や患者評価のアプローチは、診療所から高次医療機関まで
様々な臨床現場で共通して用いることができます。地域の子どもたちのために、
たくさんのみなさまに受講いただきますようお願いいたします。
コースの詳細・申し込みは下記HPをご覧ください。
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=221
九州大学病院小児救命救急センター
賀来典之